説明
大阪府と奈良県の境に位置する高安山と信貴山。2つの山に築かれた3つの山城を、城専門ガイドの藪内成基さんのご案内にてディープに巡ります。
高安山には戦国時代の山城と併せて、日本書紀に記された宮都防衛のために大和朝廷が築いた古代山城・高安城(たかやすのき)があります。往時を想像させる倉庫跡の礎石群が静かに佇んでいます。信貴山には、奈良県最大級の中世の山城である信貴山城があります。松永久秀による「信貴山城の戦い」で知られ、松永曲輪と呼ばれた北側の曲輪など広大な削平地が完存しています。
いずれも建物が残っていないため、一見すると見所が分かりにくい山城ですが、藪内さんのご案内により全く違った風景が目の前に現れます。是非この機会にご訪問いただければと思います。