説明
所謂ならまちエリアに位置する角振(つのふり)町と井上町の会所と、紀寺町にある璉珹寺(れんじょうじ)に伝わる通常非公開の仏像を、仏像に関する著書がある小倉つき子さんのご案内で巡ります。
角振町には、平安時代後期と鎌倉時代の特徴を見事に持ち合わせた地蔵菩薩半跏像(鎌倉時代、奈良市指定)が伝わります。井上町には、金泥と切金紋様を残す十一面観音立像(鎌倉時代作、奈良市指定)と、非常に柔らかなで繊細な表現が特徴の十一面観音立像(室町時代)が安置されています。璉珹寺では、通常5月のみ公開の女身の裸形像である本尊阿弥陀如来立像(鎌倉時代、奈良県指定)や旧本尊とされる観音菩薩立像(奈良時代、重要文化財)を特別拝観いたします。
長年、奈良の仏像の調査・研究をされてきた、小倉さんだからこそ実現した本ツアー。通常非公開の仏像ばかりを巡りますので、是非この機会にご参加くださいませ。