説明
大和郡山市に位置する国史跡・郡山城跡。その城下町の古刹にお祀りされた通常非公開のとっておきの古仏を、地元編集者で昨秋開催の「城下町の寺社巡り」のイベント運営等もされている薄井浩哉さんにご案内いただきます。
洞泉寺には快慶作と伝わる本尊阿弥陀三尊像(重文)やアフロ頭の五劫思惟阿弥陀像等。浄慶寺の本尊は平安時代初期の作で一木造りの阿弥陀如来像(重文)。最後に訪問する釋尊寺は、平安時代中期作の地蔵菩薩像や室町時代作の十一面観音像、江戸時代作の役行者三尊像等が安置されています。
暑さを考慮して午前中の短時間開催。また、城下町の寺は計画的に狭い範囲に建立されているため、歩く距離もわずか約1.5km。短く且つ密度の高い仏像巡りとなっております。