説明
多武峰からはじまる冬野川流域の上(かむら)、細川、上居(じょうご)などの地域に200基以上もの古墳が点在する細川谷古墳群。その中でも入室可能な美しい石室を有する、上(かむら)2号墳と打上古墳を訪ねます。
上2号墳は直径約15mの円墳で、玄室の床面に大型の石を置き、その上に小石などを敷く珍しい石室を有しています。打上古墳は当古墳群で最大規模の古墳で、岩屋山式に似た非常に美しい切石の石室です。また、道中には乙巳の変の際に蘇我入鹿の首が追ってきたとされる、もうこの森(気都和既神社)にも立ち寄ります。
多武峰から飛鳥に至る旧街道の道標や灯籠、棚田が美しい絶景の集落を眺めながら、今回も古墳マスターの雜賀耕三郎さんのご案内でお楽しみいただきます。






