奈文研・若手研究者と行く!
東大寺の古建築をディープに巡る
遺跡と現存する建築から、奈良時代の東大寺を感じる
古建築の宝庫・奈良。
その中でも東大寺は奈良時代に建立された転害門や、鎌倉時代の貴重な建築様式を残す南大門、幾度の再建を経て今に伝わる大仏殿等、各時代の日本屈指の建築を有しています。
時代による建築様式の違いや、当時の職人による驚きの知恵や工夫。また、現存する古建築だけではなく、発掘遺構や史料に基づき、失われた建築から創建当時の東大寺やその建築に込められた想いにも迫ります。
本ツアーでは、建築史がご専門で東大寺東塔の復元研究等もされている奈良文化財研究所の目黒新悟さんに、建築の基礎知識からマニアックなお話まで、分かりやすくご案内いただきます。
目黒 新悟 さん(めぐろ しんご)
奈良文化財研究所 研究員
1992年新潟県生まれ。2017年東京工業大学大学院修士課程修了。
2018年から奈良文化財研究所に勤務。専門は建築史。
現存する建物のほか、発掘調査に従事して滅失した建物についても調査・研究を進めている。
BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」では、平城宮跡(#410)や興福寺境内(#423)の案内を担当。
【東大寺に関する主な研究成果】
・目黒新悟「鎌倉時代再建の東大寺東塔 東大寺東塔の復元研究2」『奈良文化財研究所紀要2020』(DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72568)。
・目黒新悟・星野安治「東大寺所蔵建築部材の年輪年代測定と転害門の改造時期 東大寺東塔の復元研究4」『奈良文化財研究所紀要2021』。
・目黒新悟「EXPO’70 古河パビリオン(東大寺七重塔の再現)」『建築と社会』104(1210)、日本建築協会、2023。
コース番号 | T-20240525 |
ツアー名 | 奈文研・若手研究者と行く!東大寺の古建築をディープに巡る |
開催日時 | 2024年5月25日(土)、12:45〜17:00 ※15分前受付開始 |
行程 | 12:45 東大寺南大門 出発、ご挨拶 −−− 南大門 −−− 西塔跡 −−− 大仏殿(堂内拝観) −−− 相輪 −−− 東塔跡(整備中のため遠方より見学) −−− 鐘楼(大鐘) 、WC −−− 法華堂経庫 −−− 法華堂(外観) −−− 二月堂 −−− 講堂跡 −−− 転害門、17:00 手貝町バス停 解散 ※行程記号:−−− 徒歩 ※歩行時間:約1時間、歩行距離:約3km |
集合場所 | 東大寺南大門 ※集合場所の地図https://maps.app.goo.gl/ 3474yqU3nFushvP7A ※ツアー旗を持ったスタッフがお待ちしております。 |
参加費 | 5,500円(大仏殿拝観料、ガイド料、保険料、消費税500円含む) ※高校生以下は3,000円。参加者情報の備考欄に、高校生以下の方が参加する旨をご記入ください。 表示価格には反映されませんのでご注意ください。 |
定員 | 20名 |
本ツアーのご注意 (必ずお読みください) | ・集合場所の東大寺南大門へは、近鉄奈良駅から徒歩約20分。JR・近鉄奈良駅より路線バス市内循環外回り「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停から徒歩約5分です。 ・解散場所の「手貝町」バス停(転害門前)から奈良駅方面へは、路線バスが毎時4本程度運行されています。徒歩でお帰りの方は、近鉄奈良駅まで約20分です。 ・所々階段や坂がありますが、解説を聞きながらゆっくりとしたペースで歩きます。 |
ツアー全般のご注意 (必ずお読みください) | ・参加費は当日受付にて現金でお支払いください。 極力お釣りのないようにお願いいたします。 ・なるべくキャンセルのないようにお願いいたします。 キャンセル料についての詳細はこちら ・参加者数が極端に少ない場合は中止させていただくことがあります。 中止の際は、1週間前にはメールにて連絡いたします。 ・雨天決行ですが、ツアー開催地にて警報が発令されるなどの荒天の際は中止いたします。 中止のご連絡は、前日17時までにメールにてご連絡いたします。 ・ツアー開催3日前に確認(リマインド)のメールをお送りいたします。 ・動きやすい服装、歩き慣れた靴でご参加ください。 ・保険料の内容は、Chubb損害保険株式会社の傷害保険で、主な補償内容は死亡補償1千万円、入院日額5千円、 通院日額3千円です。 |