説明
奈良時代の都である平城京の中心、平城宮。
長い時を越え、平城宮の重要な遺構が奇跡的に遺されており、発掘調査・研究をもとにした第一次大極殿をはじめとする復原建築を現在に見ることができます。
本ツアーでは、建築史がご専門で平城宮跡の復原研究等もされている奈良文化財研究所の目黒新悟さんに、建築の基礎知識からマニアックなお話まで、分かりやすくご案内いただきます。
それぞれの建物が建立された経緯の違いに始まり、上層部の作りや細かな木組み等、一見すると似ている朱雀門、大極門、第一次大極殿の違いなども丁寧に見ていきます。また、失われた建物を復原する難しさや苦労など、研究者ならではのお話しも伺います。